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IQ58(療育手帳B2)の非定型児を持つ親が後悔と共に発信する、妊娠中の栄養状態に関する警告レポート

「やっぱり自業自得なの?」高齢不妊の原因とストレスケアについて

 

日本では年々晩婚化が進んでいることで、高齢不妊に悩む夫婦も増加してきています。


男性は高齢になっても子供を作れる可能性がありますが、残念ながら女性は年齢を重ねるごとに妊娠機能が衰えて、閉経後は妊娠することもできなくなってしまいます…。


35歳までに妊娠するべきとは言われるものの、実際は仕事や金銭的な事情から、若いうちに子供を持つことをあきらめている女性も少なくありませんよね。


しかし、いざ妊活をはじめても、年齢の影響から子供をなかなか授かれない夫婦もいます。

 

高齢不妊は「もっと早く子供を産んでいれば…」と、自分を責めてしまったり、子持ちの女性を憎らしく思ってしまったり、精神的にも不安定な状況になる人も少なくありません。

 

まわりのことを憎く思ってしまう不妊様にならないよう、つらい不妊治療中だからこそ自分でできるストレスケアが大切です。

 

そもそも高齢不妊とは何か、基礎的な知識から不妊治療の流れ、不妊に悩む人々のブログなど、高齢不妊の現状についてご紹介します。

 

 

高齢不妊とは?

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生物学的に見ると女性が自然妊娠できる年齢は、排卵が起きる12歳ごろから閉経を迎える50歳ごろまでです。


閉経をしていなければ50歳でも出産ができる可能性もありますが、年齢を重ねるごとに妊娠率は低下していきます。


自然妊娠に最適なのは20代、遅くとも35歳までと医学的にも考えられており、35歳以降の出産は「高齢出産」扱いになります。

不妊の頻度は次のように、年齢が上がるごとに割合が高くなっているデータがあります。

・25~29歳:8.9%
・30~34歳:14.6%
・35~39歳:21.9%
・40~44歳:28.9%

 出典元

http://www.jsrm.or.jp/public/funinsho_qa18.html

 

29歳までの20代が不妊に悩む割合は、10人に1人程度ですが40歳を超えると3割近くになることがわかります。


つまり女性は30歳を境に不妊症の患者が増加=自然妊娠できるがどんどん下がっていってしまいます。


また、アメリカで行われた研究では24歳までの女性の妊娠力を100%とした場合、35~30歳までおよそ70%、40~44歳になると40%未満にまで低下。


なんと45歳以上になると、20代と比較して10%以下の妊娠力となってしまうのです。

どうして女性は妊娠適齢期が決まっているの?

女性が年齢を重ねるごとに、自然妊娠の可能性が下がっていくのはなぜでしょうか?
その理由は、卵子が老化していくことが挙げられます。


卵子は妊娠中の胎児のころに体内で作られるもので、生まれたときにすでに一生分の卵子が卵巣の中に用意されています。


つまり、生まれた後は増えることがなく年を重ねるごとにどんどん減少していく上、質も低下していってしまうのです。

卵子の元である原子細胞は、女の子が生まれた時点で約200万個を備えていますが、初潮を迎える12歳前後の時点で約20~30万個にまで減少していきます。


そして、毎月排卵される卵子は1個ずつなので、生理が10歳~50歳まであるとすれば一生のうち排卵される数は450~480個ほど。

 

卵子の数そのものは多くても、実際に使われる卵子の数は本当にごくわずかであることがわかります。


卵子が卵巣から消滅するまでのスピードは年齢とともに上昇していき、卵巣に残る原子細胞の数が1,000個以下になると閉経を迎えるのが一般的です。


人は年齢を重ねると内臓機能がおとろえるように、卵子も20代の頃とくらべて30、40代になると機能低下が進んでいきます。


さらに、女性ホルモンの分泌バランスも変化していくため、生理周期が乱れるなどの月経異常の症状も起こり始めます。


このような理由から、ホルモンバランスが整いやすく子宮や卵巣の機能も正常である20代をピークに、それ以降は妊娠に至る可能性が少しずつ下がっていってしまうのです。

高齢での自然妊娠はリスクも高い?

高齢でも閉経していない限り、自然妊娠の可能性がゼロではありません。
しかし、たとえ妊娠したとしても高齢妊娠は、赤ちゃんにもママにもリスクが高いことを知っていますか?

・流産が起こりやすい

まず心配されるのが、妊娠後の流産です。
25~34歳までの叙せの流産率はおよそ10%なのに対して、35~29歳は約20%、40歳以上になると40%を超えるレベルになります。

・染色体異常児が生まれる可能性が高くなる

染色体異常児とは、ダウン症などの障害を持った赤ちゃんのことです。


この染色体異常児はもちろん20代などの若い女性の出産でも可能性があることですが、年齢が上がるごとに、障害を持った子供が生まれるリスクは高くなります。


染色体は両親からの遺伝情報が詰まったもので、23対で合計46本に別れています。


染色体の数が本来と異なったり、構造の一部に異常があったりするものを「染色体異常」と言い、何らかの障害を持った子供が生まれる可能性があるのです。

代表的なのが、21トリソミーのダウン症候群。


全出生におけるダウン症児が生まれるのは約800分の1ですが、妊婦の年齢が20歳だと約2,000分の1なのに対して、40歳以上だと約40分の1と、かなりのハイリスクになります。

ほかにも、手足の変形や心疾患などが起きる18トリソミーのエドワーズ症候群、更新口蓋裂などのパトー症候群など、生まれても長く生きられない疾患にかかっている赤ちゃんが生まれてくるリスクが高くなるのです。

・妊娠中の病気にかかりやすい

高齢妊娠は、母体にも大きな負担がかかるため体調不良が続いたり、病気を併発したりする割合も増加します。
特に注意したいのが、高血圧やむくみ、たんぱく尿などの妊娠高血圧症候群。
妊娠高血圧症候群は妊娠20週以降に起こりやすく、40歳以上の初産の女性が特にハイリスクだと言われています。

高齢不妊の不妊治療について

今は高齢のカップルでも、不妊治療を受けることで赤ちゃんを授かれる可能性も高くなってきました。


しかし、35歳を過ぎると自然妊娠率の低下とともに、流産率も高くなっています。


つまり体外受精を行ったり、顕微授精をしたりしても、受精がうまくいかずに流産してしまうリスクも高いということ。


不妊治療はあくまで妊娠を成功させるためのサポート。


不妊治療を行っても子宮で赤ちゃんを育てていくのは、女性本人の力が必要になります。

年齢による胚移植による妊娠率のデータでは、次のように年齢が上がるごとに長期化しやすいことがわかります。

 

30代前半まで:35~40%
35歳:38%
40歳:24.5%
45歳:6.5%

 参考元

http://plaza.umin.ac.jp/~jsog-art/2013data_201601.pdf

 

このように、35歳以降で急激に体外受精の成功率が下がっていきます。


そのため、40代からの不妊治療は長期化しやすく、時間もお金も多くかかってしまう傾向があります。


さらに、自治体で行っている不妊治療の助成金も、支給される対象年齢や回数に限りがあり、42~25歳で打ち切られるのがほとんど。


体外受精や顕微授精などの高度不妊治療は、1回あたり30~100万の高額な治療費が必要です。


また、カップルの二人自身も精神的肉体的な負担も大きく、不妊治療が長期化したことで夫婦仲に問題が生じたり、精神的に追い詰められて体調を崩したりしてしまうリスクもあります。

頭ではわかっていても、不妊治療をあきらめられない、どうしてもっと早く子供を作っておかなかったのか、と自分を追い込んでしまう高齢不妊の人も少なくないのです。

40代の高齢不妊のあきらめについて

30代から不妊治療をはじめていたカップルは、40代になると赤ちゃんをあきらめる確率が高くなっていきます。


自治体の不妊治療の助成金の年齢制限などを理由に、40~45歳の間に不妊治療をやめ、赤ちゃんをあきらめるカップルが多いのです。


「子供だけが人生のすべてじゃない…」


わかっていても、やっぱり自分の子供が欲しいと願うのは女性として当然のことですよね。

どうして私だけ子供ができないの?


あの人はすぐに妊娠できたから、私のつらさなんてわからない…。


もっと早く結婚して子供を作ればよかった…。

 

高齢不妊は、このように後悔の気持ちと自己責任感から精神を病んでしまう原因にもなります。

 高齢不妊は「当たり前」との厳しい意見も多い

高齢不妊の人が精神的に追い詰められるのは、まわりから同情されず相談できる相手が少ないのも理由の一つです。


今や年齢が上がるごとに妊娠率が下がるのは女性の間で常識となりました。


子供を持つ予定がない人や、すでに子持ちの人からしてみると、

 

「そんなに子供がほしいのならもっと早く作ればよかったじゃない」


「高齢不妊は当たり前」


との厳しい意見を持つ人も少なくありません。

しかし、不妊治療には時間もお金もかかります。


20代から妊活をしていても、結局赤ちゃんが授かれずに高齢不妊に突入してしまったカップルもいるのです。


妊娠は本当に奇跡の連続によって成り立っています。


20代が排卵日に性行為をしたとして、受精にいたる確率はおよそ20%!


そこから無事出産に至り、さらに健康な赤ちゃんが生まれる可能性を考えると、それだけでも十分に奇跡と言える確率なのです。


不妊治療は長引くと1,000万円以上の費用がかかることもあり、それでも赤ちゃんを授かれないカップルもいます。


しかし、高齢不妊は早く赤ちゃんを産まなかったのだから当たり前である、と同情をするどころか、不妊に悩む人に厳しい言葉を投げかける人もいるのが現状です。

高齢不妊は「自己責任」「自業自得」なの?

発言小町やジネコなどを見てみると、不妊に悩む女性たちのトピもたくさん見受けられます。


実際に「高齢不妊 自己責任」で検索をすると、不妊に悩む女性が見るに堪えないような厳しい書き込みをしている人が多いのです。


また、高齢出産をしたら障害児が生まれた、とのトピックに対しても「自業自得。早く生まなかったのが悪い」と攻めるような意見も存在します。

 

妊娠適齢期を過ぎているのだからすぐに妊娠しないのは当然、という意見は一理あります。


ですが、妊活には大げさに言えば今ある何かを犠牲にしなければいけない部分があります。

 

代表的なのがこれまで積み上げてきたキャリアです。


女性が社会進出をするのが当たり前になった今、男性並み、それ以上の働きが求められています。


しかし、妊娠から出産、子育てを経て元の職場の戦場に戻れる女性は一握り。


そもそも育休をとることがむずかしい会社もまだ多く、産みたくても仕事のために赤ちゃんをあきらめる女性も少なくないのです。

 

実際、ロックバンドの「マキシマムザホルモン」のドラマーであるナヲさんは、二人目の妊活のためにバンド活動を休止したことを朝日新聞で語っています。


ナヲさんはすでに一人目を出産しているものの、高齢不妊に悩み自分の人生そのものであるドラムをやめ、その後も流産を重ねながら出産をしたのだそうです。


その中でナヲさんは「中学生のころから毎日休まず叩いていたドラムを初めて封印した」と語っていました。

 

今まで自分が築き上げてきたキャリア、そして当たり前にやってきたことをあきらめないと、妊娠できないと判断したのだそうです。

 

 

ナヲさんは結果的に子供を授かりましたが、それは赤ちゃんを産むために大きなことをあきらめた結果でもあります。


長くなりましたが、高齢不妊になってしまうのは「絶対にあきらめられないこと」を抱えている人であることが多いのです。


自己責任だとはわかっていても、さまざまな事情から若いうちに出産をあきらめた女性もいるのだという事情も、理解してほしいと高齢不妊の人は考えているのではないでしょうか。

 

精神を病んだ「痛々しい不妊様」になってしまうことも

 

このように「高齢不妊は自業自得、自己責任」と責められた結果、精神を病んだ不妊様になってしまう人も少なくありません。


不妊様とは不妊治療中に、子供がなかなかできないことで精神的に病んでしまったり、卑屈になったりした状態の人です。

 

「自分は努力しているのに子供ができない!」


「同情してほしい…」


「子持ちが目障り!婦人科にこないでほしい!」

 

と、子供を見るだけで気分が落ち込んだり、機嫌が悪くなったりと精神的に不安定な状態です。


特に夫に対して「今は不妊治療で心も体もつらい!私の気持ちわかってよ!」と、責め立てるような行動をとってしまう人もいるようです。


また、友人が子供を産んでも素直に喜べない、避けるようになったり音信不通になったりする不妊様もいます。

 

育児の話をしようものなら機嫌が悪くなるため、話題にも気をつかわなければならない、と子持ちの友人側からも「相手にするのが面倒」との悩み相談も多く見かけます。

 

さらにやっかいなのが、不妊様が無事妊娠できれば今度は「私はつらい治療を乗り越えた!まわりは気遣うべき!」との妊婦様に進化してしまうことも…。


子供を産んだら産んだで「もっと子育てしやすい環境にするべき!」「女性は仕事も家事も育児も大変!子持ち女性を敬いなさい!」と攻撃的な子持ち様になる人もいます。

 

実際私のごく身近な人の中に、子供を授かれないまま閉経を迎えてしまった女性がいます。

 

その人は最終的に更年期障害とうつが悪化し仕事も退職。

 

かれこれ10年近く、旦那さん以外とは口もきけない引きこもりになってしまいました。

 

私が子供のころはよく遊んでもらっていた明るいお姉さんでしたが、不妊は人をこうも変えてしまうのかととてもショックな出来事でした。

 

高齢不妊はつらく苦しい戦いです。


なかなか子供が授からずに落ち込んでしまうのは、避けられないことでもあります。


ただし、その気持ちが行き過ぎてまわりにまで攻撃的になってしまえば、友人関係どころか夫婦関係まで破綻するかもしれません。


不妊様はいわば周りが見えず、極端に妊婦や子持ちを嫌ったり避けたりする状態です。

 

立場の違う相手にイライラしてしまうのは、同じ立場にならない限りは少なからず起きてしまうこと。


しかし、不妊治療中だからこそ攻撃的にならず、子持ちも含めて相手を認める気持ちの余裕を持つことが大切です。


イライラし続けることは、自分自身を幸せから遠ざける行動でもあるのです。

 

高齢不妊のブログについて

不妊治療ブログで交流を持とう

高齢不妊によって妊活に励む人々や、不妊治療をあきらめたブログも数多くあります。


40代の方なら「高齢妊娠 40代 ブログ」、「40代不妊ブログ」と検索をすると、今同じく不妊治療をがんばっているブロガーさんの記事を読むことができます。


30代や30代後半の不妊治療ブログもあるため、同年代の女性のブログならより共感できる点も多いのではないでしょうか。

 

ブログはリアルタイムな情報を知ることができる上、コメント欄を使えば直接ブロガーさんと交流もできます。

 

不妊治療をしている者同士、気が合う部分も多いかと思います。


また自分自身も「高齢不妊」をテーマにブログを開設してみるという方法もあります。

 

高齢不妊はまわりの共感が得づらいからこそ、同じ高齢不妊で悩む人同士で励まし合える環境があると、辛さを紛らわすこともできます。


また、ブログで自分の今の気持ちを吐き出すことで、つらさや悲しみなどの感情の整理もできますよ。


とにかく不妊治療中は一人で悩んでいると、どんどん悪い方向へと思考が引っ張られてしまいます。


誰も味方がいない…。


私のつらさなんて理解してもらえない…。


と、気持ちがふさぎ込んでしまわないよう、ぜひブログで交流を図ってみてはいかがでしょうか。

・笑あり涙ありで楽しめる不妊ブログコミック

不妊治療の様子を4コマ形式で発表しているブログは、育児ブログのように共感しながらときに笑え、ときに泣けます。


人気不妊治療ブログ、海原こうめさんの「アラフォー不妊治療体験記」は、33歳で結婚したこうめさんの長い不妊治療生活をかわいらしいタッチで描いた4コマブログです。


高齢不妊ならではの後悔の気持ち、そして妊娠しなかったらどうしようという焦りなどの様子が赤裸々に描かれていて、不妊治療中の人はもちろん子供がいる人も考えさせられるブログです。


文字だけのブログは苦手…という人も気軽に読み進められるので、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

自業自得ってわかってる…でも赤ちゃんがほしい!

高齢不妊は自業自得な部分もある…でも赤ちゃんがほしい!とあせる気持ち。


不妊治療中はいつ結果が出るかわからず、精神的にも肉体的にもつらい日々が続いてしまいます。


しかし、ストレスを溜め込んだり落ち込んだままでいたりしては、体にも負担がかかって妊娠する可能性をさらに下げてしまう恐れもあるのです。

 

不妊治療中だからこそ、赤ちゃんを待っている間にやるべきことは心の持ち方、考え方をリセットすること!


妊活をはじめた当時は、治療を始めればきっと妊娠できる!と前向きな心持ちでスタートしたのではないでしょうか?


しかし、頻繁に婦人科に通う生活、副作用があるホルモン治療や毎月のタイミング、夫婦仲の悪化、終わりのない治療への焦りと疲れ…。


本当にいろいろなことが重なって、精神的に追い詰められた結果不妊様になってしまう人もいます。

実際に不妊治療を行っている産婦人科医も、精神的に安定していることは生殖能力にも影響すると言えると話しています。


実際に46歳以上で妊娠をした女性は、全員が仕事をしていておおらかに過ごしていたのだそうです。


「ピンチはチャンス」とよく言いますが、不妊治療をはじめたからこそ自分の人生を見直し充実させようと心がけてみてはいかがでしょうか、と産婦人科医は語っています。

 

私には子供がいない→だからこそ子持ちの人とくらべてたくさんの時間がある

 

時間がある今だからこそ、何かに一生懸命取り組もうと前向きに考えることが大切です。

妊活は心と体の基礎をしっかりと作るための活動です。


赤ちゃんを授かれる土台を作るための大切な時期であり、このときに精神的に病んでしまえばストレスによって妊娠力も低下する恐れがあります。

 

実際にアメリカのオハイオ州の大学で行われた実験では「不妊とストレス」に関する研究では、ストレスを抱えた女性は毎月29%妊娠の可能性を低くしている。


不妊の可能性が2倍以上高くなるとの研究結果を発表しています。


つまり、ストレスは不妊の大きな原因!


今月も生理がきてリセットしちゃった…→どうして自分には子供ができないの?→自分が全部悪いんだ。


と、気持ちを追い込んでいることが、実は赤ちゃんを授かれない理由なのかもしれません。

 

高齢不妊は卵子や子宮の機能の低下、そして閉経などタイムリミットがあるからこそ、妊娠できないと強い焦りを感じます。

 

高齢不妊の妊活中の気持ちの持ち方

・子供ができない=自分は劣っているではない!

不妊治療を続けていても子供ができないとの悩みの裏には、子供ができない自分は人として劣っているという劣等感が潜んでいます。


妊娠できない自分は欠陥がある、親になれないのは自分が人として成長できていないからではないか、との思考に陥ってしまいがちです。


こうした自己否定の気持ちがストレスとなり、最終的に子持ちや子供を憎んでしまう不妊様に発展してしまいます。

・自己肯定感を養おう

つらい不妊治療を乗り切るには、「自己肯定感」をしっかり養うことが大切です。


自己肯定感とは「今のままの自分でいいんだよ」「ありのままの自分を受け入れる」と、自分は大切でかけがえのないものだと認める力のこと。


不妊治療中は「妊娠すること」こそが自分の価値であり、自己肯定感を取り戻すために必要なことだと思い込む人が多いのです。

 

しかし、妊娠することで価値を取り戻そうとすると、生理がやってくるたびに気持ちが落ち込み、自己肯定感がさらに下がってしまいます。

 

高齢不妊のストレスケアをする方法

それでは、高齢不妊のストレスケアをして自己肯定感を養うには、どんなことをすればいいのでしょうか?


そもそも高齢不妊が感じるストレスは、大きく分けて次の4つがあります。

 

・頻繁な通院と不妊治療などの医療行為
・仕事と治療の両立
・夫婦関係を保つこと
・親などのプレッシャー

 

高齢不妊の治療は、顕微授精や体外受精などの高度な治療法をとることが多いです。


その場合、月に何回も通院をしたり、痛みのある注射をしたりと、精神的にも肉体的にも強いストレスを感じるのです。


仕事が忙しいのに妊活のために休まなければならない、休むことでまわりに迷惑をかけているなどの仕事と治療との両立も大きなストレスの原因。

 

不妊治療は夫婦の協力が欠かせませんが、夫が協力的でないと悩む妻も少なくありません。


親や友人からの期待などのプレッシャーなど、高齢不妊はさまざまなストレスを感じているのです。

 

・ストレスの原因を突き止めてケアしよう

不妊治療中に自分がどんなストレスを感じているのか、できるだけ具体的に突き止めていきましょう。


たとえば、仕事が忙しすぎて婦人科に通うのがつらいのであれば、仕事量を減らす、やめるなどの選択肢が生まれます。


夫の協力が得られないのであれば、自分の気持ちを正直に話して理解してもらう、相談がむずかしければカウンセラーに悩みを告白して、ストレスケアをする方法もあります。

まずは自分が考え付く限りのストレスの原因を書き出して、頭の中を整理しましょう。


何が理由でストレスを感じているのかわからないと、何に対してイライラしているのかも判断できません。


その結果、夫や友人にイライラする気持ちをぶつけてしまうかもしれません。


ストレスの原因をはっきり理解することから始めていきましょう。

高齢不妊だからこそ見直したい妊娠するためにできること

高齢不妊を少しでも解消するには、食事などの健康状態にも気を配りましょう。


そんなことすでに始めてる!という人も多いかと思いますが、今一度生活習慣を見直して赤ちゃんが過ごしやすい環境づくりを進めていくことも大切です。

・食事について

妊娠しやすい体とは、まず健康であることが大前提です。
特に注意したいのが体の冷え。


冷えによって血行不良が起きていると、子宮や卵巣の機能低下や女性ホルモンのバランスが崩れて月経不順を引き起こす恐れがあります。


そもそも月経不順であれば、排卵日を特定しづらいので不妊治療もスムーズに進まなくなってしまいます。

血行を促進するためには、赤い食材を意識して食べましょう。
赤い食材とは、


・カツオや鯖などの赤身魚
・牛肉、羊肉などの赤身肉
・ニンジン
・トマト
・パプリカ

このように、赤い食材は血液を作り血行を促進する効果が期待できます。


また、三食しっかりと食べることも大切です。


朝食をとらないと自律神経のバランスが乱れ、栄養が子宮や卵巣でも不足してしまいます。


野菜たっぷりのスムージーや温かいスープ、バナナなど忙しくても朝から何かを食べる生活を心がけましょう。

・パートナーのことも気遣う

妊活は一人ではできません。


不妊治療が長引くと、妊娠できない焦りからつい夫にひどいことを言ってしまったり、協力してくれない相手にイライラしたり、夫婦関係が悪化することもあります。


先ほどもご紹介したように、高齢不妊だからといって自分を否定するのは良くありません。


不妊治療中の今だからこそできることとして、パートナーの健康を気遣い絆を深めていきましょう。

 

妊活をいっしょにしてくれていることに、まずは感謝の気持ちを持ちましょう。


いい夫婦関係を保つことは、つらい不妊治療中の気持ちをもっとも理解してくれる存在を作ることでもあります。


自分だけでなくパートナーの健康状態も良くするため、バランスのとれた料理を研究したり、一度不妊治療をお休みして旅行に行ったりしてみるのもおすすめですよ。

 

いざ赤ちゃんが生まれれば二人だけで過ごす時間はほとんどなくなります。


今だからこそできることに焦点を当てて、夫婦二人の時間を充実させたいですね。

 

高齢不妊には「漢方薬」治療もある

高齢不妊の治療には「漢方薬」を使うという方法もあります。


東洋医学の漢方では、生殖に関わる「腎」の衰えを補うことが不妊を解消する上で大切だと紹介しています。


腎の衰え=腎虚(じんきょ)は、思考力の低下、生殖機能の低下、白髪や脱毛などの症状が起きている状態のことで、高齢不妊にはこの「腎」をサポートする漢方が有効と言われています。

具体的には


・海馬補腎丸(かいばほじんがん)
・オリジン(胎盤エキス)
・杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)

などが不妊治療に用いられることの多い漢方薬です。

実は漢方薬は、西洋医学でさじを投げられた患者さんにこそ有効との説もあります。


高度な顕微授精などを経験しても授からなかったのに、漢方によって体質が改善されて自然妊娠できたとのケースも少なくないのです。

 

漢方は妊娠しやすい母体づくりを目標にしているものであり、人が持っている生命力を高める治療法です。


特に冷え性の女性は腎虚になっている可能性が高いため、西洋医学と併用するスタイルの不妊治療の方法をとっている婦人科も多くあります。

 

高齢不妊にお悩みの人は妊活サプリを取り入れよう


不妊治療の中でも取り入れやすいのが、サプリメントを服用することです。


サプリメントは薬ではなく、あくまで体内で不足した栄養を補いながら、赤ちゃんが過ごしやすい体づくりに役立つものです。


特に高齢不妊にお悩みの人は、ホルモンバランスの乱れや子宮、卵子の老化が起こりやすい状態。

なかでも食事から補いづらい栄養として、サプリメントから取り入れたいのがコエンザイムQ10」です。


コエンザイムQ10は肉類や魚介類に含まれている脂溶性の物質のこと。


人は年齢を重ねるごとに体内に活性酸素という、健康な細胞を傷つけて酸化=老化させる物質が増えていきます。


この活性酸素の影響により、卵子の元となる細胞である卵母細胞も傷ついてしまうんです。


そんな細胞を守るのにおすすめなのが、高い抗酸化力を持つコエンザイムQ10。


活性酸素を無効化する抗酸化パワーがある上、卵子の成熟を促してくれるので妊娠しやすい体づくりに役立ちます。

 

高齢不妊のまとめ

高齢不妊は自己責任だと後悔したり、自分のことを責めたりしがちです。


しかし、自分はダメだと落ち込むストレスこそが不妊の原因にもなってしまうのです。


思い悩んだことで、妊婦や子持ちを敵視する不妊様の状態におちいる可能性もあります。


つらく苦しい高齢不妊だからこそ、パートナーと協力し合って前向きに過ごしていきたいですよね。


妊活自体は妊娠から出産がゴールですが、そこから今度は長い育児がスタートします。


高齢不妊が原因で夫婦や家族との仲が悪くなってしまっては、生まれてきた赤ちゃんの精神にも影響を与えてしまうかもしれません。


高齢不妊は自分のせいだと思い詰めず、今の状況をパートナーと楽しみながら前向きに妊活に励んでいきましょう。

 

筆者プロフィール

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ペンネーム:いがらしもけけ

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20代後半 山形県

1児の母

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当ブログはオムニバス形式で、妊活中の女性や、リアルタイムでつわりを体験している妊婦さん、出産を経た先輩ママたちが、執筆しています。実体験に基づく貴重なエピソードや、妊活の成功体験から、授かりの秘訣やノウハウを提供致します。

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