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IQ58(療育手帳B2)の非定型児を持つ親が後悔と共に発信する、妊娠中の栄養状態に関する警告レポート

『えっカレーだめ?』『やばい、食べちゃった。。』妊活・妊娠中のNG食品リスト

赤ちゃんを授かったことが分かったら、真っ先に気を付けるべきことのひとつが「食べ物」です。おなかの中の赤ちゃんは、ママの身体の胎盤と臍帯(へその緒)という管のようなものでつながっています。赤ちゃんにとって臍帯は、ママが食事を摂ることによって得られた栄養などを送ってもらう役割があります。

他に栄養を摂ることはできませんので、赤ちゃんにとって臍帯は命綱です。そのため、妊娠したかどうかママ自身は気が付いていない可能性も高い超初期の時点から、食べる物に気を付ける必要があるのです。妊婦さん、そして赤ちゃんにとって必要な栄養や、食べるのは控えた方が良い食べ物など、妊娠の時期ごとに、分かりやすくご説明いたします。

妊娠中は積極的に栄養を摂ることも大切ですが、その一方、食べるのを避けた方が良い食材というのもあります。なかには意外と見逃しがちだったり、最近になって避けた方が良い、と知られるようになった食材もありますので、気を付けて食事を摂るようにしましょう。

 

まず、


厚生労働省
マタニティリステリア菌チラシ04
http://www.mhlw.go.jp/topics/syokuchu/dl/ninpu.pdf

 

で避けた方が良い、と書かれているのは、

ナチュラルチーズ
(加熱殺菌していないもの) 肉や魚のパテ
生ハム
スモークサーモン

の4品目です。
意外と少ないですが、、、実は、免疫力が下がっている妊娠中に気を付けたい食品はまだまだあります。

 

生肉

ユッケや馬刺しといった生肉の他にも、ローストビーフ、レアのステーキ、生ハムなど、「加熱が不十分な肉」全般は、妊娠をしているママは避けた方が良い食材です。

生肉、つまり十分熱が通っていない肉の中には、トキソプラズマという寄生虫が存在していることがあります。妊娠前にトキソプラズマに感染したことがないママの場合は、胎盤をとおして、赤ちゃんにも感染するケースがあり、目や脳などに影響が起こることがあるのです。

通常は、トキソプラズマに感染してもほとんど症状がでないか、風邪のような症状が出るのみなので気が付くことがありませんが、妊娠中に感染をすると問題となるのです。日本ではあまり例がないため、これまでほとんど知られていませんでしたが、近年メディアなどの報道で少しずつ知られるようになってきました。

クリニックによっては、妊娠をした際にトキソプラズマの検査を行って、抗体があるかどうか調べますが、実施しているクリニックはまだ少数です。自身が感染しているか知りたい方は、かかりつけのクリニックに相談をしてみてください。


ナチュラルチーズ・スモークサーモン・生ハム

こちらは厚労省のパンフでも紹介済みですね。
白カビチーズとも呼ばれるブリーチーズやフェターチーズなど、製造の過程において、加熱をしないチーズはリステリアという細菌が存在していることがあります。できるだけ避けるべきものは、ソフトチーズと呼ばれる過熱をしていないチーズ、また殺菌されていないミルク、スモークサーモン、生ハムなども挙げられます。

リステリアに感染するとトキソプラズマと同じく、妊娠をしていなければ、軽い風邪のような症状が出るだけで、ほとんど気が付きません。しかし、妊娠をしている時に感染をしてしまうと、赤ちゃんに影響を及ぼす可能性があります。

 

生卵

リステリア食中毒やトキソプラズマは厚生労働省の他、国立感染症研究所も、赤ちゃんへの感染・流産の危険性を指摘する一方、生卵のサルモネラ菌については言及していません。
とはいえ、妊娠中の免疫低下によって、サルモネラ菌への耐性も弱まっており、重症化を招きかねないため要注意です。

牡蠣

二枚貝は、「ノロウイルス」の心配があるため、同じ免疫低下の理由から食中毒を起こしやすいです。下痢や嘔吐で子宮収縮を起こすリスクがあるため、避けた方がよいでしょう。

スパイス/ハーブ/カレー

えっ?カレーも?と思うかもしれませんが、良くないのはカレーそのものではなくて、含まれているスパイスやハーブの成分です。

お菓子の香りづけに使われるシナモンや、イタリア・地中海料理の定番バジル、パセリ。
ウコンの力で有名なウコン(ターメリック)、ナツメグ、セージ、タイム、といった、本格派の辛口カレーに入っているスパイス&ハーブは、子宮収縮を起こす作用があるため避けなければなりません。

まずはお家にあるカレー粉の成分をチェックしてみて、入っていたら『パパ』に食べてもらいましょう。

~分量や種類によってNGなもの~魚・刺身・お寿司

厚生労働省パンフレット

これからママになるあなたへ
お魚について知っておいてほしいこと
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/suigin/dl/051102-2a.pdf

 

で紹介されている通り、魚は基本的には体に良いものです。
しかし、クジラ・マグロといった食物連鎖の頂点にいる大型の魚と深海魚には、濃縮された水銀が含まれています。
一方で、アジやサバ、サンマ、鮭等については、特に注意が必要ない、と書いてあります。イカやたこといった食べられる側の魚類についても注意が必要ない事になります。

選別の方法として、


1:妊婦さんは、大きい魚は×。
2:海底の重金属汚染の影響を受けやすい深海魚は×。
3:小魚はOK。


と基準を覚えておくとよいでしょう。

カフェイン(チョコレート(ビター・ホワイト問わず))

チョコレート1枚のカフェイン量は、コーヒー1杯の6分の1と言われていますので、食事代わりにチョコレートを何枚も何枚も食べているとカフェインの影響が出てきてしまいます。

たらこ・明太子

こちらは火を通していればOKと思いきや、スケトウダラの卵巣には水銀が含まれているため、食べすぎには注意が必要です。食塩も多いため、妊娠高血圧症候群には要注意ですが、たんぱく質・DHA・EPAの他、ビタミンEやビタミンB1など栄養分も豊富ですので、適量ならば食べても大丈夫です。

ひじき

こちらも分量の問題です。ヒ素が含まれていますが、水で戻す・茹でる、といった適切な調理を加えれば濃度は非常に低くなります
ヒ素については、わかめ・こんぷ・のりも同じですが、乾燥したままポリポリとおやつにしなければ良い、という話ですね。

 

 

摂り過ぎに注意したい栄養
ビタミンA

ビタミンのひとつ、ビタミンAは細胞を保護する粘膜や皮膚を健康に保つ役割と、網膜で光を感じ取る役割があります。私たちの身体にとって必要なビタミンですし、赤ちゃんにとっても同様に必要です。

しかし、ビタミンAは、脂溶性で水に溶けないため、摂り過ぎても体外に排出されません。その結果、ビタミンA過剰症におちいることもあり、頭痛やめまいなどの症状があらわれます。そして、妊娠中のビタミンA過剰症は、赤ちゃんに影響を及ぼすとされています。
妊娠時に過剰にビタミンAを摂取したため、器官の形に異常が見られたというケースもあります。

妊娠をしている女性にとって適切とされるビタミンAの量は、妊娠初期の場合、1日におおよそ650μg(ナノグラム)、妊娠中期で700μg、後期で780μgです。過剰になってしまうのは、2700μgだとされています。

ビタミンAが多い食材は鳥や豚のレバー、うなぎ、ヤツメウナギなどが挙げられます。通常の食生活では、ほとんどこの2700μgを超えるとは考えにくいですが、レバーやヤツメウナギなど含有量が多い食材は控えるようにしましょう。
下記の上位は要注意です。

 

食品100g当たりのレチノールの含有量 単位:μg
鶏肉(レバー) 14000
豚肉(レバー) 13000
あんこうの肝 8300
うなぎの肝 4400
レバーペースト 4300
マーガリン 1800
ほたるいか 1500
うなぎのかば焼 1500
ぎんだら 1100
牛肉(レバー) 1100
フォアグラ 1000
あなご 890
鶏はつ(心臓) 700
すじこ 670
バター 500
あゆ(養殖/焼) 480
たまごの卵黄 470
わかさぎの佃煮 460

 

噂があっても、OKな食品
ヨーグルト

→カルシウムやたんぱく質、乳酸菌といった栄養が豊富なヨーグルト。
アロエの皮に含まれるアロインには子宮収縮作用があるため『アロエヨーグルト』はダメなんじゃないか?という疑問についても、
アロエヨーグルトに使われているアロエは皮の部分を取り除いているためOKなんです。食用になっているアロエは通常、中身のプルンとした可食部分だけですよね。

 

はちみつ

ボツリヌス菌は胎盤を通じて赤ちゃんに移ることはないため、心配いりません。


肉/焼肉

→こちらも、生肉やレアでなければOKです。何の問題もありません。

→妊娠中や授乳中に梨を食べると母乳に虫が湧く、母乳が腐る、というのは完全に迷信です。ソルビトール、食物繊維が豊富なので、おなかがゆるめの方はそもそも避けましょうという事は言えるかも知れません。

果物/野菜

妊娠中のくだもの・野菜は、厚生労働省もパンフレットで『不足しがちなビタミン・ミネラルを『副菜』でたっぷりと』と積極的な摂取を薦めています。

 

妊産婦のための食生活指針(厚生労働省)
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2006/02/dl/h0201-3b01.pdf

 

にんじんの100g中ビタミンAが720㎍
ほうれん草が450㎍
メロンが300㎍
という事で気にする方は避けても良いかもしれませんが、1日の所要量2700㎍を超えるにんじん400グラムは、標準サイズのにんじん丸ごと3本ですので極端な野菜ダイエットなどをやっている方以外は心配いりません

お菓子/ケーキ

あかちゃんの成長には膨大なエネルギーが必要です。当然、母体はカロリーが高い甘い物を本能的に必要とします。食べすぎ注意、といってもコントロールはなかなか難しいのが正直なところですよね。

そこで目安にしたいのが、BMI値。
BMI=体重(kg) ÷ {身長(m) × 身長(m)}
の値が、30以上をWHOは肥満、と定義していますので、急激な体重増加にだけ気を付ければ良いでしょう。


ご自身のアレルギー食品

ピーナッツ、卵、牛乳、大豆の除去をすると子供のアレルギーを防げる、と以前は言われていたようですが、小麦を含め、アレルギー物質に消化酵素を持っていて平気な方もいて、人それぞれになります。欧米の小児アレルギー学会や国内の厚生労働科学研究班も含め、現在ではアレルギー発症の予防にはならないという見解が多数派です
ぜんそく気味だ、アトピー持ちだ、毎年花粉症だ、といった妊婦さんが、医師の判断の下、仕方なく除去食をする場合を除いて、妊娠中の過剰な食餌制限やダイエットは赤ちゃんの栄養状態に悪影響を与える事になりかねなりません。


まとめると

妊婦さんのNG食品のポイント

1:ビタミンA
2:水銀(大きい魚・深海魚)
3:生もの・くんせい・チーズ

です。


ご参考になれば幸いです。

 

 

筆者

妊活ライターのねこけと申します。
プロフィールの通り、下の子が発達障害で自治体から療育手帳というものを発行されています。現在6歳3か月の子ですが、昨年末のビネー検査でIQ58。先日のWPPSI 知能診断検査では、3歳0カ月の言語能力しかないと診断されている、いわゆる当事者です。

当ブログはオムニバス形式で、妊活中の女性や、リアルタイムでつわりを体験している妊婦さん、出産を経た先輩ママたちが、執筆しています。実体験に基づく貴重なエピソードや、妊活の成功体験から、授かりの秘訣やノウハウを提供致します。
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