落ち込む前に!原因を知ることで解決へ
どんなに頑張っても子供ができないとなると落ち込んでしまわない人はいません。
特に妊活をしている夫婦にとっては、子供ができないことがいつまで経ってもゴールにも辿り着けず、スタートラインにも立てない気分を味わっていますね。
しかし、落ち込んでもいられないのが妊活です。
まず、子供ができないとなるとやらなければならないことはその原因を探り出すことです。
何か妊娠をしない原因があるのでしたらその原因を排除しなければ結果はついてきませんよね。
闇雲に子作りをしても、原因に気付いていなければ時間の無駄です。
妊活をしているのでしたら、スムーズに進めることで今感じている不安や心配も早くなくなくすことができます。
妊活に心理的なストレスは必要ありませんよね。
まずは、あなたの体やパパさんにある原因を探ってみましょう。
妊娠しない原因は男女で50%ずつくらいって知っていますか?
最近は、子供ができない原因の約50%は男性にあると言われています。
ひと昔前までは子供ができないのは女性の体に100%原因があると言われていた時代もあるくらいです。
結婚をして子供ができないことで、離婚をされてしまった夫婦でも男性の側に原因があったとしたら悲しい出来事ですよね。
現代はたくさんのことが分かってきています。
猛スピードで研究も進み、原因から解決までの道筋も科学的にも生物学的にも見られるようにもなっていますよね。
子供ができないことで女性に原因を探ってばかりではいつになっても解決しないこともあるということは必ず頭に入れていてくださいね。
男性にも妊娠ができない原因を抱えている確率が半数あるということ。
男性にとっては悲しい現実かもしれませんが、この事実を受け入れることによって愛らしい天使に出会えるはずです。
妊娠をしない原因について夫婦揃って探し出すことをおすすめします。
男性不妊の原因4つ
男性の体に妊娠をさせづらい原因が隠れていることがあります。
男性不妊の原因には男性が直接体で感じることがありませんから、自分の力で気付くことはできない場合が多いです。
しかし、男性不妊の原因があるということ、専門の医療機関に行くことで詳しく調べられますので、まずどのような原因があるのかを見ていきましょう。
造精機能障害
造精機能障害は男性不妊の原因の中でもトップで多いものです。
その数も80%を超えると言われています。
参考文献:男性不妊症の原因(平成10年度厚生省分担研究-白井班-)
造精機能障害とは、
精子がうまく精巣で作られていない症状を指します。
ホルモンの影響や、染色体異常なおが原因であったり、抗がん剤や放射線治療によるものなど原因は様々言われていますが、実は半数以上は未だに原因不明です。
造精機能障害によって、乏精子症(精液中の精子の濃度が低い)や無精子症(精液中の精子が存在しない)、また精子無力症(精子の運動率が低い)などの症状が見られます。
これらが原因となって、そもそもの受精がしづらい環境になっていると言えますね。
精子輸送障害
精子は陰嚢で作られた後に外に排出されるまでの間に多くの経路を通ることになります。
精巣輸出管、精巣上体、精管、前立腺、射精管を通過するのですが、この間に経路が狭まってしまっていたり、閉鎖されていたりするとスムーズな射精に結びつきませんよね。
生まれつきの原因や後天的に感染症を患っていたりパイプカットなどで精子輸送障害の症状が現れます。
自分でどこで詰まっているのかなんて分かりませんよね。
精子が作られていることが確認できれば、治療をしたり対処法を行うことで妊娠に結びつけることが可能です。
精子妊孕性障害
精子の元気がない、そんな時にはこの精子妊孕性障害を疑います。
精子の元気がないと、射精をされても卵子の待つ卵管までたどり着くことができません。
必死に運動をしても体力がないと言いますか、長い距離を走り抜けることが出来ないのです。
精子の運動量はWHO基準が出て数字として表されています。
専門の医療機関で調べることで男性の精子の運動量を知ることが出来ますので、基準に満たない場合には正しい治療が必要となりますね。
男性は高熱が長く続くと精子に異常が出ると言われているのは、この精子妊孕性障害の症状を発症してしまうかもしれないからです。
主に精子妊孕性障害になってしまうのは、先天性なことが原因であることが多いのですが、それ以外に高熱を続けて出したことのある男性は子供ができないならば疑ってみましょう。
性機能障害
男性不妊の原因の一つに性機能障害というものがあり、EDと呼ばれることもありますね。
セックスレスについての話しにもよく登場するEDは、性交渉自体が難しい場合もあり子供ができない以前の問題かもしれませんが、男性不妊の一つですから覚えておきましょう。
勃起をしない、性欲が湧かない、マスターベーションは可能だけれども女性の膣内での射精はできないなど、症状は様々です。
心の隅に原因があることもあり、治療な対内外から行われることもありますよ。
2につづく^^↓