生活習慣によって子供ができない理由になっていることも
男性不妊や女性不妊のように先天性の問題や、管がどう運動量がどうという病的なものではなく、日頃の生活習慣が子供ができない理由になっていることがあります。
人間には理想の生活習慣がありますが、忙しい現代を生きる人々がその理想とされる生活習慣によって毎日を送れているかと言われると大きな疑問がありますよね。
仕事が忙しい、やりたいことが山のようにある、適当な生活を送っているなど、多くの理由やそれら複合的な理由となって生活習慣が乱れてしまいます。
しかし、その生活習慣によって子供ができない理由にもなっているとしたら、これらを無視をするわけにはいきません。
一つ一つを見ていきますので、ご自身の生活習慣と照らし合わせ読み進めてくださいね。
今から、今日からでも取り組めることを見つけて妊活を執り行いましょう。
食生活
食生活の乱れが生活習慣の乱れにもなり、子供ができない理由になります。
妊娠をしないと断言できることではありませんが、妊娠をしにくくなると捉えましょう。
偏った食事や必要な栄養の取れていない食事内容は、ホルモンバランスを崩してしまうことになります。
妊活をしている方ならよく分かりますよね、ホルモンの重要性について。
男性でも女性でも同じことが言えます。
男性ならば、精子に異常を来してしまったり、射精に問題を起こしてしまったり、子作りにも影響が出ることがあります。
疲労を貯めやすくなったりイライラしていると、子作りをしよう!なんて気分になりませんよね。
女性がホルモンバランスを崩すと、生理周期に影響を出します。
生理の時期が乱れ、排卵に悪影響を与え、結果的に妊活がうまくいかない事態を引き起こしてしまうのです。
ホルモンバランスはとっても妊活には重要な項目となり、ホルモンバランスを食生活で支えている部分もありますよ。
一日三食を決まった時間に栄養たっぷりの食事を心がけましょう。
睡眠の質
睡眠の質と妊娠もとっても大切な関係で、睡眠の質が低下してしまうことで子供ができない状態となってしまいます。
睡眠は浅い眠りのレム睡眠と深い眠りのノンレム睡眠を繰り返すことで成り立っています。
まず、レム睡眠は特に男性の体に影響を与えます。
浅い眠りのレム睡眠時に朝勃ち状態となり、ノンレム睡眠時には通常サイズとなります。
これは体が自然と勃起のメンテナンスを行なっている証拠なのです。
朝勃ちをしなくてEDを疑っているパパさんがいても、それは目を覚ましたタイミングがノンレム睡眠だったからかもしれません。
とにかく男性が勃起のメンテナンスをしっかりとできるようにレム睡眠とノンレム睡眠が交互になる正常な睡眠になるよう睡眠の質を高める必要があります。
また、女性はノンレム睡眠に注目をしてみましょう。
眠り始めて最初のノンレム睡眠では成長ホルモンが分泌されます。
このホルモンは、子供の身長を伸ばしたい人などがよく話題にしますが、妊娠を継続させる女性ホルモンとの関わりを持っているのです。
成長ホルモンは深い眠りの時にたくさん分泌されます。
寝る環境が悪かったり、睡眠の質を低下させてしまうような生活をしている(寝る直前に食事をとったり、音のある部屋での睡眠など)と十分な成長ホルモンは分泌されないません。
これでは、女性ホルモンに影響を与えてしまいたとえ受精をしても着床しなかったり流産へと結果を結びつけてしまうこともあります。
妊娠を継続することができないのですね。
男性にとっても女性にとっても睡眠の質は無視することができない問題ですよ。
子供ができないで困っている、悩んでいる夫婦はぜひ睡眠の質にこだわってみましょう。
運動不足
運動不足によって子供ができないというのは子作りをする体力がないということではありませんよ。
運動不足によって体内を巡る血液の循環が問題となるのです。
まず男性の場合は、男性器には細かい毛細血管が張り巡らされており、その細かい血管に血液が行き渡ることで勃起を促します。
運動不足が酷いと、ここに影響が出てしまいます。
十分な勃起をしていないと子作りが難しいですよね。
そして、もっと問題なのが女性の卵巣に与える影響です。
運動不足による血流不足に陥ると卵巣の機能が果たせなくなってしまうことがあります。
卵巣にある卵子が老化してしまうのです。
女性の体にある卵子は胎児の時に作られているもので、男性のように毎日生成されるものではありません。
これから卵管に放出される卵子も卵巣にはあるのですが、運動不足、そして血流不足によって卵巣の働きがなくなり、若々しく保つことができなくなり老化してしまうのです。
老化した卵子は精子がすぐそこまできても受精をする力がなく、子供ができないという状況に陥ってしまいます。
過度な飲酒
子供ができないというよりも子供が作れないに当てはまることがある過度な飲酒にも注意しましょう。
特に男性ですね。
まず、適度な飲酒は体の中の血液の流れを良くする効果もありますし、気分を高める効果もあります。
子作りという名目だけでは寂しいですよね。
しかし、過度な飲酒になってしまうと中枢神経を抑制し、勃起を妨げてしまうことがあります。
これではどれだけ子供を望んでいる状態でも、いつになっても子供ができないと悩んでしまいます。
また、アルコール依存症の場合にも、勃起をしないという症状に加えて性欲がなくなってしまうこともあります。
過度なアルコールの摂取について注意をしてほしいのは特に男性だと申しげましたが、女性は何も考えなくてもいいということではありませんよ。
実は、アルコールを体がいつも必要としている状況、アルコール依存症になると無月経を引き起こしてしまう可能性が高まります。
月経がない、つまり排卵が起こらないという事態です。
これはアルコールについて重く考えなければなりませんね。
仮に妊娠をすることができても、胎児にとってアルコールは悪影響になりますから妊活をしているのなら、アルコールは控えるようにしましょうね。
4につづく↓
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