- 母子手帳はいつ頃から受け取りに行けるの?
- 母子手帳を時点で未婚でも、母子手帳はもらえる?
- 母子手帳は具体的にいつから使用するの?
- 母子手帳はどれくらいの期間使用するの?
- 母子手帳をなくしちゃった!どうすればいい!?
- 母子手帳は赤ちゃんとママの軌跡
待ちに待った待望の赤ちゃん!妊娠検査薬が陽性だった時の嬉しさや、初めて病院に行った時のドキドキ感はずっと感動として残っていますよね。赤ちゃんを授かって、長い間肌身離さず持ち歩くことになるのが、母子手帳です。母子手帳はどこでもらえるの?どんな使い用途があるの?気になる母子手帳のことについて、徹底的にまとめていきます!
母子手帳はいつ頃から受け取りに行けるの?
母子手帳は妊娠何週くらいからもらいえるのでしょうか?どこにもらいに行くべきか、どのようにしてもらうのかも合わせていきましょう。
妊娠何週から受け取れるの?
母子手帳は具体的にどれくらいの時期から受け取りが可能になるのでしょうか?
妊娠がわかると、まずは婦人科または産婦人科を受診します。その際妊娠何週なのかをお医者様から教えてもらうことになるのですが、早い方は4週で妊娠に気が付き病院を受診します。しかし妊娠4週や5週では胎嚢の確認はできていても、心拍の確認はまだできていないこともあります。
病院の方針もありますが、心拍の確認ができてから母子手帳の受け取りを提案してくる場合が多いようです。心拍の確認は早ければ5週、大体7週から8週前後で確認ができるようになります。心拍の確認が出いると、流産の確率がぐっと減ります。心拍の確認ができて妊娠が確定してから母子手帳をもらいに行くので、早ければ5週から受け取りに行くことが可能です。
母子手帳は赤ちゃん1人につき1冊もらえます
心拍が確認できた段階で、多胎児(双子や三つ子)の場合は母子手帳を赤ちゃんの数だけもらうことになります。母子手帳は赤ちゃん1人につき1冊交付されるのです。
なぜかというと、母子手帳は赤ちゃんの個人的な記録を記入していく手帳で出生時の身長体重や状態を書き込む欄があります。成長記録をたくさん書き込んでいくので、母子手帳は1人の赤ちゃんに対して交付されます。
もしも母子手帳をもらった後に、何らかの原因で流産や死産してしまった場合
万が一にも起きてほしくありませんが、流産や死産で赤ちゃんがなくなってしまった場合、母子手帳は手元に残ります。心拍の確認ができてから母子手帳を交付してもらうよう医師から指示があるのは、心拍の確認が取れるまでは流産してしまう確率が心拍確認前よりも高くあるからです。医師の方針で8週から10週を過ぎて11週に入って母子手帳を受け取りに行くよう提案される妊婦さんもいるようです。
母子手帳がつわりでもらいに行けない…。代理人の受け取りはOK?
つわりには個人差があります。全くない方もいますが、中には妊娠してすぐにつわりの症状が出始めて、症状が重くてとても市役所などに母子手帳を受け取りに行ける状態ではないというママもいます。
この場合パパ等の近親者が代理で受け取りに行くことが可能です。その場合に必ず持っていくものは、以下の通りになります。
- 身分証明書
妊娠届出書を記入するにあたって
- (妊娠している人の)名前
- 住所
- 出産予定日または妊娠週数
- かかっている医療機関の名前
妊娠届地方によって必須でない場合があるようです。妊娠届の有無がわからない場合は、身分証明書と共に上記のことをメモして手元に置いておきましょう。
母子手帳を時点で未婚でも、母子手帳はもらえる?
今の時代、授かり婚は珍しくありません。赤ちゃんを授かった時点で、まだパパとなる人と入籍が済んでいないという場合もあると思います。また、シングルマザーとして赤ちゃんを育てていく場合、パパの名前の記入欄はどうすればよいのでしょうか?
将来入籍するけれど、相手との入籍が終わっていない場合
赤ちゃんのパパになる人との入籍は終えていないけれど、赤ちゃんが生まれるまでには入籍を必ず終わらせているという場合。筆者も授かり婚で、子どもが生まれるまで入籍をしました。主人となる人とは、同棲していて子どもも認知していて役所にも母子手帳を一緒にもらいに行きました。
役所の人に相談して、母子手帳の夫の名前記入欄には夫になる彼の名前を記入し、私は入籍後に変わる苗字で母子手帳に名前を記入しました。地域によって名前の記入方法は異なると思うので、役所の人に確認しながら記入していきましょう。
シングルマザーとして子どもを育てていく場合
シングルマザーとして子どもを育てる場合、母子手帳の夫の名前の欄には赤ちゃんのパパの名前を入れることがほとんどです。しかし事情が複雑で夫の名前記入欄のパパの名前記入が難しい人もいると思います。その場合は、役所の人に事情を話して相談しながら記入欄をどうするか決めていくのも良いと思います。
母子手帳は具体的にいつから使用するの?
母子手帳をもらってきて、記入欄もすべて記入し終わった時。ふと「いつから母子手帳って使うの?」と思うのではないでしょうか?第一子ならば、そう思うのは当然です!では具体的にどれくらいの期間から、使用し始めるのかをまとめていきたいと思います。
母子手帳はいつから使用する?具体的な使用方法は?
母子手帳を使用し始める前に、母子手帳を受け取ったタイミングで妊婦健診の際に出す補助券も受け取ったと思います。母子手帳を産婦人科で使用し始めるのは、補助券を使用するようになってからです。
妊婦健診で補助券と一緒に母子手帳を受付で提出することで、検診時の尿検査と血圧などの状態が書き込まれていきます。赤ちゃんの成長を記録していく大切な欄が、母子手帳にはあるのです。
母子手帳をもらって、補助券を使用する週数に入ってから産院の受付で提出するものは以下の通りです。
- 保険証(1か月に1度受付に提示)
- 補助券
- 母子手帳
- ちょっとしたメモが取れるメモ用紙や手帳とペン
- お財布
妊婦検診に行く時は、内診のある場合はスカートがおすすめです。季節的にスカートが寒い場合は、ゆったりとしたズボンでも大丈夫です。エコー検査の場合は、上下別の服装が良いでしょう。ワンピースやサロペットはエコーを行う際に脱ぐ手間が発生してしまいます。
受付で提出した母子手帳は診察中にお医者様が記入を済ませて、退室時などに返還してくれます。記入済のものが返ってくるので、内容を確認しておくと安心です。
入院時も母子手帳は必須アイテムです!
入院前は何かとごたごたとしてしまいますが、入院時には母子手帳は必ず持っていきましょう!赤ちゃんの出生時の状態や分娩時間などを記入する欄があります。いよいよ出産が目前になってきて、入院準備を行う際にはお金や印鑑などと一緒に母子手帳も同じかあ晩に入れておくと、忘れる心配がありません。
母子手帳はどれくらいの期間使用するの?
母子手帳は、出産までの記録帳ではありません。出産してからも長い間使用します。使用用途は主に2種類です。ではどのような使用方法があるのか、見ていきましょう!
乳児検診などの検診時に記入
赤ちゃんと退院した後、まず最初にやってくるのが“1か月検診”です。赤ちゃんがどれくらい大きくなって、栄養状態は良好かなどを出産でお世話になった病院で検診を受けます。不安なことがある場合は、このとき助産師さんやお医者様に相談しておくと安心です。
その後も3か月検診や半年検診など、赤ちゃんは1歳までに検診が数か月ごとに行われます。地区の保険センターなどで、検診を受けて赤ちゃんの成長や発達を保健士さんなどにみてもらいましょう。
検診前に気になる事などの母子手帳に記入しておくと、保健士さんに母子手帳を提出した際に目を通してくれます。的確なアドバイスを得る事ができるので、気になる事はその都度メモをしておくと安心です。
予防接種も母子手帳に記入欄があります!
赤ちゃんは1歳まで、結構たくさんの予防接種を受けていきます。いろいろな種類の予防接種があるので 、その都度病院に母子手帳を提出しましょう。そうすることで、どの種類の予防接種の何回目が終わったかが母子手帳を見るだけでわかります。
予防接種などのことを総合的に踏まえて、母子手帳は赤ちゃんが6歳になるまで使用します。
母子手帳をなくしちゃった!どうすればいい!?
母子手帳の紛失は、ママとしてはとても焦ってしまいますよね。もしかしたら見つかるかもしれないけれど、見つからないことも考えられます。では母子手帳をなくしてしまった場合はどのようにすればよいのでしょうか?
母子手帳は再発行してもらえます
地方自治体の保健センターで事情を話すと、母子手帳は再発行してもらうことが可能です。しかし再発行してもらったものは、当然真っ白です。赤ちゃんの出生時の状態や予防接種の回数などは、病院でも再記入をしてもらえます。
しかし母子手帳の再記入は、受付に母子手帳を提出して今すぐにしてくれるものではありません。病院側の時間のある時に記入をお願いしましょう。
母子手帳は赤ちゃんとママの軌跡
赤ちゃんを授かって、ママは初めてママになります。最初はとにかく不安なことが多くて、いつ終わるかわからないつわりや赤ちゃんの大きさなどのことで悩んでしまうこともあると思います。
赤ちゃんが生まれてからの育児も、夜泣きや離乳食などのことで沢山のママが悩みます。いろんな悩みを書き込んで、保健士さんなどにアドバイスをもらいながら育児に奮闘している期間は時に苦しくて泣きたくなることもあります。
しかしふとした時に母子手帳を見て今までのことを振り返った時、辛かったはずの思い出がいつしか大切な思い出となります。
母子手帳は記入が終わってからも大切に保管しておくと、我が子が親になった時に持たせてあげて育児の参考にしてあげても良いと思います。赤ちゃんとママがゆっくりと親子になっていく様子を記しているのが母子手帳だと思います。
この記事を書いた人
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okakaonigiri
20代後半女性 静岡県
子育てや妊娠出産の記事を、ライターとして現役で書かせていただいております。
幼稚園での勤務経験があります。趣味はピアノ演奏で、クラシックやゲーム音楽を演奏しています。テレビゲームも大好きです。
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Educational Leadership:Closing Achievement Gaps:Why Does the Gap Persist?Child Trends Data Bank. (2003).Parent involvement in schools[Online]. Available: www.childtrendsdatabank.org/pdf/39_pdf.pdf